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美容皮膚(ZO・ボトックス・ヒアルロン酸など)

シミ

くすみ

レーザー治療 ZO(ゼオ)スキンヘルス(トレチノインとハイドロキノン)

当院でのシミ治療へのアプローチは、通常の医師の考え方と、少し異なるかも知れません。
ひとことにシミ、くすみといっても、病名では老人性色素斑、肝斑、太田母斑、炎症性色素沈着など、様々です。厄介なのは、レーザー治療をしてはいけない肝斑や炎症性色素沈着が存在することです。また、1人の患者さんに、複数の疾患が共存する場合があります。

理想的には、皮膚の肌診断を行い、それを持って治療方針をたてることが重要と思います。
治療はレーザー治療の場合は照射後、1週間のシールの貼付が必要です。最もよいものは、ただ色の濃い部分だけとれたらよいという方に行います。

レーザー治療が難しい場合はトレチノインとハイドロキノンによる治療を行います。最も、有名な治療法は私がライフワークとして行っているZO(ゼオ)を利用した治療を選択していただくことも多いです。どちらかというと、顔全体の色むらを治療するのに使用します。

患者さんに意識してもらいたい重要な考えは、患者さんが、自分の中の色のムラを顔全体として治療をしたいのか。それとも、部分としてとらえるかです。顔全体の色むらが気になるのであれば、ZO(ゼオ)をお勧めします。

強調しておきたい私のシミに対する考え方ですが、メラニンの色素の部位が表皮にあるのか。真皮にあるものなのかという問題です。
表皮にあると考えられるメラニンは、トレチノインを利用すれば、表皮のターンオーバーを利用して、皮膚から排出することができるという考え方です。逆に、真皮にあるメラニンは排出する方法はなく、レーザーによる破壊が必要となります。もちろん、表皮のメラニンもレーザー治療が可能です。

もう一点は、表皮真皮に毛細血管拡張が目立たないかというものです。毛細血管拡張が共存するシミの代表が肝斑であり、レーザー治療が禁忌になります。したがって、表皮のメラニンであっても、毛細血管拡張が目立つ場合は、レーザー治療の選択はリスクが高いためトレチノインの治療を選択する方が無難と考えます。

世間でよくあるIPLによるトーニングや低出力のレーザー照射は熱照射をゆるめたのみで、不完全にメラニンの破壊を行う不十分な治療ですし、不完全な熱量を与えても炎症は惹起されますので、私は賛成ではありませんので、やっておりません。私の先輩にレーザートーニングの真実というサイトを開設されていますので参考にしてください。
https://anti-lasertoning.com/

現在クリニックでは、予約枠でもすぐに始めたい方の診察枠をとっています。時間帯をかぎっていますので、時間が合わない場合は電話で別の枠をとるようにします。また、遠方の方でオンライン診療でする場合は、現在準備中です。

しわ

たるみ

ボトッス、ヒアルロン酸、コラーゲンの注入療法

しわ、たるみの治療は難しい問題です。
基本的には、しわ、たるみというのは、人間の外側を覆う組織の歪みと考えることが重要です。人間をおおう外側の構造は皮膚皮下組織、脂肪、筋肉があります。
皮膚皮下組織の緩みによるしわは、1番の原因は紫外線による真皮に存在するコラーゲンのような膠原線維、エラスチンのような弾性線維の変性。紐が解けたようになることが原因です。

このような治療にはトレチノインやレチノールを用いることも一考です。よく、巷で行っているレーザーなどの照射は基本的には熱量による腫れが起こるだけです。私はしていません。無意味ですので。コラーゲンが元に戻るということはありません。よく勉強している教科書のページが痛んでくるイメージです。

脂肪組織も若い頃は緻密ですが、加齢により、粗な組織になります。そのような粗い組織を受け止めるだけの力が皮膚皮下組織がなくなるためたるみを生じます。よくあるのは、まぶたの下の眼窩脂肪が突出してきたことによるしわがあります。めのしたのたるみは、手術による治療もあります。

筋肉によるしわは毎回毎回同じ筋肉の収縮と弛緩がくりかえすために、筋肉より上の皮膚組織にたわみを生じる結果です。よく勉強している教科書には折り目がつくようなイメージです。よく知られているのはほうれい線や眉間などがあります。ヒアルロン酸による底上げ治療が有効かもしれません。
筋肉が動くことにより、皮膚皮下組織がつられてできるしわがあります。いわゆるおでこ、眉間、笑い皺、顎のうめぼしじわがあります。筋肉が動くことによってできるしわはトックスの適応になります。

注入療法はヒアルロン酸、コラーゲン、ボトックスと治療しています。

ZO SKIN HEALTH(ゼオ・スキンヘルス)/旧OBAGI

当院で最も、おすすめしているのは、オバジ先生が推奨しているトレチノイン、ハイドロキノン療法です。現在ゼオ・スキンヘルスの商品として展開されています。
院長は国内でも有数の治療経験や、多くの先生方の指導的立場にもあります。
治療の概要は複雑ですので、一度受診のうえ、費用や反応について相談ください。

ZO SKIN HEALTH(ゼオ・スキンヘルス)についての詳細ページへ
ZO SKIN HEALTH(ゼオ・スキンヘルス)の治療症例(PDF)

ヒアルロン酸、ボトックス

単純に、しわのくぼんでいるところに補充する治療です。約1㏄ほどの液体が50,000円から60,000円程度の費用がかかります。当院では、6ヶ月ほどで吸収される安心な注入剤しか使用しないことにしています。

ボトックス

部位により治療価格は違いますが、筋肉が動く事で生じるシワを治療対象にしています。前額部、眼のまわり、眉間、鼻根、顎は各27,500円(税込み)から。首やふくらはぎなどの特殊部位は相談の上治療可能です。わきがは37,400円(税込み)で治療しています。

ボトックスの治療症例(PDF)

その他

比較的効果がのぞめそうな漢方(健康保険)、プラセンタなどは希望があれば、適宜アドバイスいたします。価格は、診療時にご説明いたします。